いまや日本を代表する名優の一人となった松山ケンイチ。映画『デスノート』シリーズでのブレイクから、大河ドラマ『平清盛』(NHK)での主演、近年の大河『どうする家康』、連続テレビ小説『虎に翼』といった話題作に至るまで、常に第一線で活躍を続けている。近年は俳優業に加え、YouTubeやXといったSNSでも積極的に発信し、プライベートでは東京と地方の二拠点生活を送るなど、その活動は多岐にわたる。2026年1月6日から放送されているドラマ『テミスの不確かな法廷』(NHK総合 毎週夜10時)では、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の特性を持つ裁判官という難役に挑戦。多彩な役柄を演じ、数々の作品で活躍を続けてきた松山にとっての「CHANGE」とは──。【第4回/全4回】
テレビ、映画に加え、CMでもその姿を目にする機会が多い松山ケンイチ。プライベートでは、2018年ごろから東京と田舎の“二拠点生活”を送っている。
「子どもの教育や環境について考えたかったことと、それまで仕事中心の生活を送ってきた中で、俳優以外の部分で自分が何を感じ、何を大切にするのかを見つめ直したいと思ったんです。そうした思いから、二拠点生活というスタイルを経験してみたいと考えたのがきっかけでした」