「帰りのタクシーの中でメモしていたら……」Rockon Social Clubの名曲『パズル』が生まれた瞬間
ロックオンが始動して間もないころに発表された『パズル』は、ファンの方々から愛される楽曲のひとつ。それが、まさかメンバーと対面する前の寺岡さんのイマジネーションから生まれていたとは驚きだ。
「昭次くんと話しながら、“あ、『パズル』っていいな”とひらめいて。その場では伝えず、帰りのタクシーの中でメモしていたら、歌詞のフレーズが浮かんできたんです。
曲作りは人それぞれですが、僕は直接本人にお会いして話して、そこで感じたり、出てきた言葉などからインスピレーションを得て作るのが好きなんです。メールなどでやり取りするとタイムラグが生じますが、対話だと圧倒的に鮮度が高いところもいいんですよね」
ところで、バンドの人格とは……、言語化が難しいところだが、個人が集まっている“バンド”という存在が、あたかも1つの人格のようなものを形成する……といった感じだろうか。
「後日、(岡本)健一くんに会ったとき、“呼人さん、なんで俺たち(男闘呼組)のこと、そんなに知ってるの!?”って(笑)。
というのも、昭次くんと話して感じた空気感で、僕の中で“男闘呼組”への想像が膨らんだ。ヘタに細かくリサーチして事実を並べるより、そのイメージを生かしたほうが、音楽としては聴き手に浸透するような気がしますね」