現在、レギュラー番組を多数抱え、“ロケ芸人”としても引っ張りだこのお笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹さん。松竹芸能に所属し、大阪で華々しい芸人デビューを飾った後、上京したのは18年前のことだ。持ち前の明るさと直感で困難を乗り越え、コンビの危機をチャンスに変えた「前向きな思考」とは――。2026年2月、初の著書となる『いまのところ』(双葉社)を上梓した中西さんの、芸人人生を大きく変えた“THE CHANGE”とは。【第8回/全10回】
2001年にデビューし、大阪で活動すると、2008年に東京進出したお笑いコンビ・なすなかにし。東京では腐った時期もあったが、“ロケ芸人”として注目され始め、今や引く手あまたの人気コンビだ。
しかし、やっと安定し始めた頃、思わぬ事態が訪れる。2023年12月12日、那須晃行が脳梗塞で倒れた。脳梗塞による緊急入院・手術を経て2024年4月に復帰したが、その後もしばらくリハビリを続けていた。
いとこ同士でコンビを組み、常に“ニコイチ”だった相方が一時不在となった不安は察するに余りある。個人で奮闘していた中西さんは、その間、何を考えていたのか──。