2002年のドラフト会議で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団して以降、22年間にわたり第一線で活躍し続けてきた和田毅さん。ホークスのエース時代にMLBに挑戦し、満足な数字は残せなかったものの、日本球界に復帰して再びの活躍。怪我に悩まされた時期も多く、トミー・ジョン手術も受けるなど、紆余曲折の人生を送ってきた。今回は野球人として得難い経験を数多く持つ和田さんに、大谷翔平選手をはじめとする侍JAPANから、古巣・ホークス3連覇の可能性まで、さまざまな話を聞いた。【第5回/全8回】
3月19日から、第98回選抜高等学校野球大会が開催されている。高校野球では昨今、さまざまなルール改正が議論されているが、自身も高校時代に二度、甲子園の土を踏んでいる和田さんに、その是非について聞いてみた。
──今年のセンバツから高校野球の公式戦でDH制(指名打者制)が正式に導入されました。これについて考えをお聞かせください。
「今まで通りのほうがいいという考えも、もちろんあると思います。ただ、今まで打っていても守れないためにメンバーに入れなかった選手や、DHという枠で注目される選手が増える可能性があるので、その点では良いのではないでしょうか。
また、ピッチャーにとっては打席に立たない分、体力の消耗や怪我のリスクを下げられるので、その点でもいいことだと思います。夏の暑さも、今はすごいことになっているので、ある程度の効果が期待できるでしょう」