2002年のドラフト会議で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団して以降、22年間にわたり第一線で活躍し続けてきた和田毅さん。ホークスのエース時代にMLBに挑戦し、満足な数字は残せなかったものの、日本球界に復帰して再びの活躍。怪我に悩まされた時期も多く、トミー・ジョン手術も受けるなど、紆余曲折の人生を送ってきた。今回は野球人として得難い経験を数多く持つ和田さんに、大谷翔平選手をはじめとする侍JAPANから、古巣・ホークス3連覇の可能性まで、さまざまな話を聞いた。【第6回/全8回】
22年間という長きにわたり、プロ野球・メジャーリーグの第一線で戦い続けてきた和田さん。野球人生で最大の転機を聞くと、すぐに「メジャーリーグでの4年間」という答えが返ってきた。
2011年にボルチモア・オリオールズと契約して海を渡るも、1年目は怪我が続いて登板は3Aのみ。13年にシカゴ・カブスに移籍してメジャーで4勝をあげるも、またも怪我に苦しみ、15年にFAとなった。まさに苦しみ続けた4年間。それが、最大の転機である理由とは?
「MLBにいた間、本当に怪我をたくさんしましたし、メジャーにいた期間よりマイナーにいた期間のほうが長かったんです。ただ、その4年間があったからこそ、43歳まで現役を続けられたんだと思います」