40歳を超えても現役を続行できた理由
──43歳まで現役を続けました。そこまで続けられたモチベーションはなんだったのでしょう?
「40歳まではやりたいと思っていて、それ以降はいつやめてもいいと思っていました。しんどいときもありましたが、それでも続けたのは、まだ体が動くしやれたからです。
“ここを鍛えたらどうなるんだろう”とか、実験ではないですけど、試したりするのが楽しかったのもあります。もし失敗しても、私の中では40歳でひとつのゴールを迎えていたので、40歳以降の3年間が、野球をやっていて一番楽しかったですね」
──そんな和田さんにとって、野球人生の中での恩師はどなたでしょう?
「私の中では、小学校、中学、高校、大学、プロと、指導者・監督すべての方が恩師だと思っています。その中からひとりに絞るのは無理ですね」
──では、野球をやっていて学んだことは?
「これも難しいですね……。小学1年生から始めて、野球が人生の半分以上を占めているので。楽しさも厳しさも難しさもすべて教えてもらいました」
──野球は今も楽しいですか?
「楽しくなかったらこの仕事をやっていません。現役を退いて外から見るようになって、新しい発見もあります。野球というのは考え方もトレーニングも日々、進化しているので、それを自分なりに勉強して、いろいろ考えていくのも楽しいです。野球というものには終わりがないんじゃないかなと思いますね」
和田さんをまだまだ魅了し続ける野球。現在はホークスの球団統括本部付アドバイザー、そして解説者として活躍しているが、その探究心はまだまだ旺盛のようだ。
(つづく)