ビビアンさんが忙しい日々の中で自分自身に与えるご褒美とは?

「子供はいま小学校2年生なんですが、幼稚園の時は毎月いつも私と一緒にシンガポールから台北に移動して、仕事先に連れて行っていました。でも、小学生になってからはそういうこともできなくなったんですね。

 だから台湾で仕事をしている時、一番心配なのは子供が病気になってしまうことなんです。実は7月に台湾でステージがあったときに、子供がシンガポールでインフルエンザにかかってしまったんです。

 その日はスマートフォンのビデオカメラを使って自分の子供がどんな状況かをずっと見ていたんです。安心できる状態になるまでずっと見ていました。そのせいで2日間一切寝れなかったんです」

 そんなビビアンさんが、忙しい日々の中で自分自身に与えるご褒美とはなんなのだろうか?

「台湾ではお母さんと一緒に住んでいるんです。だから台湾に戻るといつもホッとできて幸せな気持ちになります。お母さんは自分にとって理想の母親ですね。台湾の家庭料理を作るのもとっても上手で、すごく美味しいんですよ。これはちょっとしたご褒美といえるかもしれませんね。

 それと、毎日少しずつでも自分の時間を作って幸せを感じるようにしています。ただボーっとしたり、ギターを弾いたり、学びたいことを学んだり、部屋を片付けたりするのも楽しいです。でも結局、子どもが幸せなら私も幸せです」

 第一線で活躍しつづけるスターとしての活動には、プレッシャーや忙しさ以上に大きな達成感や喜びも感じているはずのビビアンさん。しかし、それ以上に、大好きな母親や、何よりも愛しい存在の子供と過ごす時間がビビアン・スーという存在をいつまでも輝かせ続ける原動力となっているのかもしれない。

ビビアン・スー
1975年3月19日生まれ。台湾出身。1990年から台湾でアイドル、女優として活躍。1995年からは日本でも活動を開始し、1996年からレギュラー出演した『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』にて結成された音楽ユニット・ブラックビスケッツでの活動で大ブレイク。98年の『Timing』は200万枚以上の大ヒットを記録し、同年のNHK紅白歌合戦に出場。『笑っていいとも!』のレギュラーにも起用される。03年からは台湾に拠点を戻し、アジア全域でアーティスト、女優として活躍。2014年にシンガポールの大手海運の二代目CEO結婚し、翌年に第1子を出産。芸能活動をしながら一児の母親として多忙な日々を過ごしている。2022年に12月に20年ぶりにブラビが復活し、ファンを喜ばせた。2023年に台北市観光大使に就任。「台北、おひさしぶり!観光キャンペーン」(https://www.travel.taipei/ja)で台北の魅力を発信している。