キュートなルックスと愛くるしい話し方で日本を席巻したビビアン・スー。1996年から出演した『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発の音楽ユニット・ブラックビスケッツはヒット曲を連発し、NHK紅白にも出演。03年からは台湾に拠点を戻し、日本のファンの前から姿を消した。現在はアジア全域で活躍するマルチタレント、そして母親として多忙な日々を過ごすビビアンさんの「THE CHANGE」とはなんだったのかーー。【第5回/全5回】

ビビアン・スー 撮影/片岡壮太

 8月7日、台湾の台北市政府観光伝播局が主催した「久しぶり、台北! 観光キャンペーン」のイベントが行われ、ビビアンさんはゲストとしてステージに登場した。

 このイベントで台北市政府観光伝播局の局長・陳淑慧(チン・ジュクエ)さんは、今年の1月から7月の間に142万人もの台湾人が日本に訪れたことを報告したが、一方で日本から台湾へはまだ30万人しか訪れていないことを嘆いていた。3年前、日本と台湾は海外旅行先としてお互いにトップクラスだっただけに、その落胆も大きいのだろう。

 そんな状況を少しでも変えようと、ビビアンさんはこのイベントで大奮闘し、らしさを爆発させた。会場に来ていた台湾の航空会社の代表に、本来の進行表にはなかったアドリブでのPRをリクエスト。突然のことで狼狽える彼らのスピーチを「5秒超えました。シェイシェイ」、「2秒だけ。かっこいい!」と次々に仕切ってみせ、最後には「台本とまったく違いますね。ごめんなさい」と謝る茶目っ気ぶりを発揮。

 日本のTVを席巻していた頃のキュートなキャラクターのまま会場を大いに盛り上げた。

 そこで、日本人がまた台湾に行きたくなる、おすすめのスポットをビビアンさんに聞いてみることにした。