みんなが形に残してくれていて、すごくうれしかった
昨年はクリスマスには後藤真希さんと初コラボライブを、2月には40歳のバースデーライブを行ったが、それが実に9年ぶりのライブだったという。
鈴木「今回は25周年がテーマだったので、ファンのみんなからのリクエストを上位から順番に詰め込んだ感じです。同時にSNSで私の昔の写真を集めて。みんなが形に残してくれていて、すごくうれしかったです」
同じタイミングで、新曲『I just feel good(Prod.TeddyLoid)』をリリース。プロデューサーは気鋭のクリエイターTeddyLoidだ。
「“小室(哲哉)さんにも中田ヤスタカさんにも負けないかっこいい曲を作りたい”と宣言してくれて、もうお任せしました。Teddyくんがそう言うなら、大丈夫だ、って。
Teddyくんとは実は、彼が21歳のとき、私がDJをやっていた時期に会っていたらしいんですよ。彼は“しゃべったことがある”と言っていたけど、私は酔っていたのか覚えていなくて(笑)。でも、その話を聞いたときに親近感を覚えて、“あ、新曲、絶対にイイ”って、確信したんです」
そう言って鈴木さんは弾けるような笑顔を見せた。これからもとどまらないであろう進化を予感させながら。
■鈴木亜美(すずき・あみ)
1982年2月9日生まれ、神奈川県出身。1998年2月、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)の『ボーカリストオーディション・ファイナル』で1位となり小室哲哉プロデュースで歌手デビュー。シングル『white key』や『BE TOGETHER』、アルバム『SA』や『infinity eighteen vol.1』などで大ヒットを記録し、ヒットチャート常連歌手としてメディアを席巻。現在は3児の母としてSNSで飾らない育児を発信中。バラエティ番組では激辛女王として再ブレイクし、25周年の今年は新曲『I just feel good(Prod.TeddyLoid)』をリリース。