年齢関係なく、勉強することはたくさんあります
ーーバラエティはいかがでしたか?
鈴木「しゃべるのって難しいですよね。全然上手くしゃべれなくてヘコんだり、オチがなくてヘコんだりを繰り返して、“番組が成立するように、ちゃんとしゃべれるタレントにならなきゃ!”と奮起しました。年齢関係なく、勉強することはたくさんありますよね」
ーーどんな方が上手いですか?
鈴木「バラエティに出ている方たち全員です。みんな、とても上手にやっているんです。話に入っていくのも上手いんですよね。あれって勇気がいるんですよ。タイミングを見極めるべくアワアワしていると、あっ……終わっちゃった……みたいな。
若いアイドルの子たちはしっかり食い込んでいくから、すごい。私も彼女たちのように、次に繋げるように足跡を残さなきゃと、芸能界に25年もいてなお常に現場で覚えながらやっています」
ーー25年。あらためて聞くと、インパクトのある数字です。7月1日には、池袋『harevutai』で、デビュー25周年記念ライブ『Ami Suzuki 25th Anniversary Live~Let’s Party~』を開催しました。ラストに泣いていらっしゃったそうですね。
鈴木「歳のせいもありますが、すごく楽しくて、久しぶりに子どもみたいにはっちゃけて騒げたライブができて、それが“終わるんだな”と思うと、急に我に返ってしまって。昔からそうなんです。ライブのときは泣いちゃうんですよ。
ファンのみんながお母さんみたいな存在で、守られている感じがして。普段は3人の母親として気が張っているからか、ほっとするんですよね。ファンに甘えちゃうんです」