人気番組『有吉の壁』(日本テレビ)レギュラー、オフィシャルYouTubeチャンネルは登録者数79万人、今春からは冠ラジオ『真誠presents タイムマシーン3号のそろそろ売れてもいいんじゃない?』(CBCラジオ)がスタートするなど、結成24年目にしてタイムマシーン3号にプチブレイクの気配が漂っている。「ずっと食えてなくはない、でも売れてもいない、褒められもくさされもする変な芸人人生」と自ら称する山本浩司と関太の「THE CHANGE」とは――。【第2回/全5回】

タイムマシーン3号

 もともとコントを主軸としていたタイムマシーン3号が漫才に転向したのは、『爆笑オンエアバトル』がきっかけだった。2度めの挑戦でオフエアとなり落ち込む二人に、当時の所属事務所の社長が「漫才のほうがいい」と声をかける。思い切って漫才をつくってみると、これが自分たちと合っていた。

 そこから『オンバト』での快進撃がスタート。3度めの挑戦では、漫才をつくり出してわずか2本目の「はじめてのおつかい」で早くも500キロバトル超えを達成している(2004年4月17日放送/501KB)。「その日の1位でした」と関が言うと、隣に座る山本は忘れていたようで「そうなんだ!?」と目を見開いた。

関「いまだに営業でやってるネタです(笑)」

山本「変わんないね(笑)。僕ら、芸人になって最初の数年しかバイトしてないんですよ。それは全部『オンバト』のおかげなんですよね。あれに定期的に出られるようになって、ほかの仕事もちょこちょこ入って食えるようになりました」

以降、ここから2009年2月19日放送回まで破竹の20連勝、オーバー500KB連発、番組史上2組目となる満点KB(2005年10月1日放送回)……と、数々の記録を数年の間に打ち立てる。だが本人たちは「まだまだ遊び感覚だった」という。