今年、芸能生活40周年を迎える安達祐実。国民的天才子役時代を経て、再ブレイク中の現在、さらなる新境地を迎えるなど、その才能はとどまるところを知らない。重厚すぎる40年間のなかで、安達さんが感じたTHE CHANGEとはーー。【第4回/全5回】

安達祐実 撮影/三浦龍司

 現在、高校生と小学生の2人の子どもを育てる安達さん。取材の少し前、こんなニュースが世間で話題となっていた。

井戸田潤、前妻・安達祐実との17歳娘&モデル妻とディズニー満喫「ステキな家族の形だな」「応援したくなる」>7月19日付『スポーツ報知』より

 スピードワゴンの井戸田さんは、安達さんが2005年に結婚したお相手で、2006年に長女が誕生。その3年後、ふたりは別離を選択した。

ーーネットニュースで読みまして。

「はい、そうですね。前の夫との関係性もすごくいいですし、娘は向こうに行って一緒に遊んだりとか、ご飯を食べたりとかもしています。ほんとうにみんながいい人だった、という感じなんです」

ーー前回、安達さんが「私はそんなに”いい母親”みたいな感じでもないんですけど」と、「いい母親」というフレーズを使っていたことが気になった。安達さんが思う、「いい母親」とは、どんな母親像なのだろうか。

「うーん、なんだろう。本当はずっと一緒にいられたりしたら、子どもたちにとっては安心だろうしうれしいことなんだと思います。けど、私は仕事をしているし、私がしっかり働くことが、子どものためにもなっている……というふうにも、自分では思っているんです。だから、一概に“ずっと一緒にいられないからダメ”とはまったく思っていないんですけど。
 ただ、寂しい思いをさせたり、というのはあるだろうなと思うので。ずっと一緒に子どもとの時間をすごしている方は、すごく素晴らしいと思います」