共感エピソードよりも記憶に残ったのは「空回り」

 番組に参加する男女は年齢も20代から40代と幅広い。職業もキャスターから会社経営者までさまざまだったが、2人はどんな場面に共感したのだろうか?

田中「ほっこりとして応援したくなるエピソードもいっぱいありました。でも、共感というよりは見ていて楽しかったエピソードのほうが印象に残っていますね」

高梨「そっちのほうが多いですよね。誰かのことを好きになっちゃって焦っちゃって、自分のことしか考えないで空回りしちゃっている人とかいたりして」

田中「すごい自信を持って自分のプロモーションしているけど、裏目に出ていて。“気づけ、気づけ!”みたいな。そういうのが残っています」

 いきなりの気になる発言。それだけ参加者が生身の感情を出しているということなのだろう。視聴者には、参加者の奮闘を笑って見ている以上に、勉強になる部分があるかもしれない。

田中「すごく勉強になると思います。笑って見ているけど、“あれ、自分は大丈夫かな?”と思ったり。男性だったら、女性の思考とか、高梨さんのコメントをはじめ、ほんとうに勉強になります。番組を見ていると分かりますが、男性は案外女性の気持ちをわかっていないことが多くて(笑)」

高梨「本当、わかっていなかったよね」

田中「男性同士で恋愛の話をしていると、“女心がわかっていないよな”みたいな話になるけど、女性はそういう男性陣が考えている以上に色々と感じていて。男性は本当にいい勉強になると思います」