「今の僕が形成された最初の一歩」

水上「やはり行きつく先は、両親のもとに生まれたこと。今の僕が形成された最初の一歩って父と母なので、2人のもとに生まれて育ったことが一番ですね。
 きっと、こいつの父ちゃんってこういう人なんだろうなって、役作りにおいても意識する点ですけど、家族って人格を形成する最初のコミュニティなので、育った環境は真っ先に出てくるものだと思います」 

 両親をはじめ、これまで出会った方々への感謝を語る水上さん。ますます彼のことを知りたくなった。

■水上恒司 みずかみ・こうし
1999年5月12日、福岡県福岡市生まれ。2018年に『中学聖日記』(TBS系)でデビュー。『週刊ザテレビジョン』主催の「第99回ドラマアカデミー賞助演男優賞」を受賞した。その後、NHK大河ドラマ『青天を衝け』をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。2022年には、「水上恒司」に改名。現在放送中の趣里主演のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロインの最愛の人・村山愛助役を演じる。