芸能界の仕事をしているのに、肌にコンプレックス

君島「さまざまなアイテムを塗り重ねた悪影響で、日焼け肌ゆえのシミ、そばかす、くすみ、乾燥、それにニキビも止まらないわけですよ。芸能界の仕事をしているのに、肌にコンプレックスを持つようになり、人前に出ることがすごく苦手になりました。見た目のせいでお仕事も減るし、お仕事が減るとメンタルが崩れるし。肌トラブルは、死活問題でした」

ーー悪循環に陥ってしまったんですね。

君島「ニキビって、ひとつあっても気持ちが落ちるものですよね。それが私は顔中にあって、仕事場に行けば、モデル3人がそれぞれ10体の衣装を着る予定が、“あなたはお肌が汚いし、似合わないから5体でいいわ”と言われたり」

ーーそんなにはっきりと言われたんですか。

君島「当時はそういう風潮がありました。華々しく芸能界のお仕事をスタートしたわりに、キレイでもないし自信もないし、負のスパイラルに陥ってしまいましたね」

 そうした塗り重ね失敗を経験した君島さんがたどり着いたのは、ごくシンプルなスキンケアだった。

君島「家に帰ったらまずは丁寧に洗い、しっかりと潤いを与える化粧水をつけると、開いた毛穴や乱れたキメが、目立ちにくくなるという実感があったんです。プラス、肌トラブルの入り口は紫外線であることは確実にわかっていた。だから、徹底して紫外線を防ごう、と。この3つをコツコツと継続していたら、20代後半になりお肌を褒めていただけるようになったんです。

 マイナス500点からのスタートだったので、もしかしたらお世辞だったのかもしれません。でも、“あなたのお肌、キレイね”、その一言が、私にとって天にも昇るような福音だったんです」