赤井英和のキャリアは唯一無二だ。世界を狙えるボクサーから大事故で引退。その後、俳優となり。1989年公開のデビュー作にして主演作『どついたるねん』が絶大な評価を獲得し、以来、30年以上にわたって活躍を続けている。
 その活躍は、妻の佳子なしではありえなかった。一女二男を育て、マネジャーとして日々の現場にも同行。佳子さんが赤井家の日常を投稿するXは絶大な人気を獲得している。
 2人にとっての「THE CHANGE」とはなんだったのか。あらためて、30年にわたる半生を聞いた。【第2回/全10回】 

赤井英和 撮影/三浦龍司

 赤井英和さんは、2023年4月クールの日本テレビのドラマ『それってパクリじゃないですか?』に出演。同作は、芳根京子さん主演、ジャニーズWEST重岡大毅共演で、会社の知的財産部を舞台に繰り広げるお仕事ドラマ。

 赤井さんは芳根さんと重岡さんが務める飲料メーカー「月夜野ドリンク」の社長・増田一朗を演じた。

ーー撮影はどうですか?

赤井「撮影中です。いま8話撮ってるんですけど、明日も撮影ありますね」

佳子「6月の1週目くらいまで撮影があって、本当のギリギリまで撮影があります」

 番組の公式ティックトックで拡散された、重岡さん、芳根さん、ほか共演者と一緒に赤井さんが必死に踊る動画は、たまらない魅力にあふれている。