楽しさしかなかったロケ撮影
ドラマの設定上、すべてのロケは当然、地方。それも何日も滞在することになる。だが、ネガティブな言葉は、2人からいっさい出てこなかった。
水沢「本当に旅行に行っているように楽しんでましたから」
黛「楽しんでましたね~」
水沢「きつかったエピソードを聞かせてくださいってよく言われるんですけど、本当にないんですよ。前にプロデューサーさんと食事したときに、“俺を信用しろ、しんどかったらしんどかったって言ってくれ”って言われたんですけど、ほんとうに気温が暑い、寒いぐらいしか悩みがなくて。プロデューサーさんには“面白くねえな”って言われましたけど(笑)」
黛「本当に暑い、寒いぐらいですね。私は温泉に入るシーンが多かったので、撮影を待っている間は寒かったです。本当にそれぐらいですね。
共演する方たちも、そこの地元出身で、自分の地元を愛している方ばっかりなので、撮影をすごく楽しんでいるんですよ。“これ出たかったんだよ”って言っていただけて、やっていてよかったなって思いますし、すごくうれしかったですね」
地元愛に満ちた『辞令は突然に…』の撮影現場。苦労があっても苦労と感じない雰囲気があったようだ。