不安が自信に変わった瞬間があった
カシュー「“第2回大会が2017年にあって、それに出る人を募集しているから、ゆんぼだんぷさん、映像を送るだけでいいので応募してみませんか”と。それで送らせてもらったら、番組側から“出てくれ”と返事が来たんです」
藤原「ほんとうにGONZOさんのおかげです。GONZOさんが声をかけてくれなかったら、絶対に海外に行けてないと思います。だって、自分たちが海外に行くノウハウなんてなかったし、もう諦めようかな、というときだったから」
カシュー「バナナマンさんのおかげでもあります」
藤原「おふたりには頭があがらないです」
ーー初めてのアジアのステージで、初めての海外の方の前でのパフォーマンス、いかがでしたか?
藤原「初めてづくしで当然不安もあるし、ウケるかすごい心配やったんですけど、その不安が自信に変わった瞬間がありまして」
ゆんぼだんぷが披露したのは、おなじみの霧吹きの水をかけたお互いの腹を打ちつける「水滴の音」と、カシューさんの腹に筒を当て、藤原さんが筒の内部の空気を吸って真空状態にした上で筒を腹から離す「ウイスキーのコルクを抜く音」、そして、カシューさんのヘソにポンプを入れで出す「イルカの声」。
審査員に座っていた、韓国ボーイズグループ2PMのリーダーだったジェイ・パークが、ゆんぼだんぷのネタを見終えたあと、こう絶賛したという。
「シンプルでわかりやすくて、最高でした!」
藤原「それで、“海外でもこれは伝わるんだ!”と思ったら、不安がなくなったんです。すごく心配だったんですよ。僕たちは複雑なことをやっているんじゃないか、日本だけのお笑いの感覚なんじゃないのか、とか」