安村さんが面白いのはわかっていましたし、“行ったか”と思いました
カシュー「安村さんが面白いのはもちろんわかっていましたし、“行ったか”と思いました。あの人が特にすごいなと思うのは、審査員とお客さんを巻き込んだ“パンツ!”のくだりです。ゴット・タレント的には審査員の表情も撮りたいんですが、見事にそこをフォローしていて。審査員の女性がすごく喜んで立ち上がって“パーンツ!”と言っていたじゃないですか。あれって理想的な盛り上げ方で」
藤原「あれはいい印象がつくので、ほかの国にも呼ばれやすいんです。日本でも話題になりましたし、ありがたいことに『世界で通用する芸人特集』みたいな企画に僕たちも呼んでもらったり、仕事が増えたのはすごいことですね。安村さんのおかげで、『ゴット・タレント』という番組自体が一般の人まで浸透したように感じます」
カシュー「安村さんのYouTubeを観ていると、関連で僕らも出てきて、観てくれる人も結構増えました」
ーー安村さんと共演は?
カシュー「僕らが『細かすぎて伝わらない選手権』に出たときと同時期に出てきたんですよ。だからよく新人企画とかで一緒になって。昔、コラボネタをしたこともあります。安村さんと腹を合わせたんですが、あまりいい音が出なくて」
藤原「安村さんの腹、硬かったから」
会場を沸かせた安村さんだったが、決勝の視聴者投票では11組中11位。その結果に、経験者であるふたりだからこそわかる理由がある。
藤原「僕たちは2018年に『アメリカズ・ゴット・タレント』に出て、準々決勝で敗退しました」