エネルギッシュなステージの理由
9月のクラブチッタでのライブでは、3時間を超えるパフォーマンスを見せたレピッシュ。今年で還暦を迎えたとは思えないステージングを行うために、どのような練習を行っているか聞いてみた。
「レピッシュのリハは、そんなにナーバスではないけれど、むちゃくちゃ疲れますよ。矢野くん(*矢野一成。2007年からサポートメンバーとしてドラムを担当)が最初に入った時に、ライブの通しを連続で3回やったんです。2時間半のステージを3回。トータルで7時間ずっと演奏していました」
“チッタにタッチ”。これはレピッシュのファンにはおなじみだが、クラブチッタ(*神奈川県川崎市にあるライブハウス)でライブを行う際に、MAGUMIさんが観客の頭上をクラウド・サーフィングしながら、ステージからチッタの入口の壁までタッチすることを指す。ニヤニヤしながらも、嬉しそうに“チッタにタッチ”の様子を語った。
「僕もお客さんを怪我させたくはないから、ダイブをしていいか聞いたんだよ。そうしたら、みんなのほうが“来い”っていうんだよね。みんながすごいっていうけれど、この前のMAGUMI AND THE BREATHLESSのライブ前日は、野球の試合をやっていて完投しているんだよ(笑)」