1987年に『男の子になりたい』で歌手デビューし、“のりピー”の愛称で親しまれる​酒井法子。93年のドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)、95年の『星の金貨』(日本テレビ系)など、女優としても活躍。主演ドラマ『星の金貨』の主題歌『蒼いうさぎ』は、シングルとしては自身最大となる累計99.7万枚のセールスを記録。中国、香港、台湾などアジア各国でも高い人気を誇っている。そんな酒井法子のTHE CHANGEとは? 歌手デビュー35周年を迎えた彼女の近況を聞いた。

酒井法子

 

ーーあけましておめでとうございます。昨年は、自身でプロデュースした歌手デビュー35周年記念の3枚組のベストアルバム『Premium Best』(ビクターエンタテインメント)を7月に発売。そのプロモーションもあって、忙しかったそうですね。

「全国でリリース記念イベントを開催した他、初めてのオンラインサイン会も体験しました。用意したサイン色紙は1200枚。CDを購入した方への感謝を込めて、1枚ずつ大切に書かせていただきました」

ーーアルバムには、新曲『Funny JANE』が収録されています。グルーヴ感のある一曲でした。

「ありがとうございます。レコード会社の方から“せっかくの周年企画ですから、新曲も”とご提案を受けたので、“ステージで歌ったときに、皆さんが盛り上がれるような楽曲を”とリクエストしたんです」

ーー作詞は近年、戯曲家としても活躍している森雪之丞さん。作曲は『東京事変』のメンバーとして知られる伊澤一葉さんです。

「豪華ですよね。私はショーガールの世界を描いた『バーレスク』(2010年)というミュージカル映画が大好きなんです。なので、“これぞエンターテインメント!”と感じてもらえる一曲にしたいとディレクターさんに話したところ、“森さんがいいのでは”と」

ーー森さんは、アイドル時代の酒井さんの曲にも、詞を提供していましたね。

「そうなんです。独特の感性をお持ちの方で、十代の頃は“もしかしたら宇宙人なのでは”なんて思っていました(笑)。
 今回、久しぶりにお会いしたら、その感性に磨きがかかっていて、感動しました。
 伊澤さんは雪之丞さんの推薦でしたが、お忙しい中、何パターンも用意してくださって。どの曲も素晴らしかったんですが、今回はジャズロック調の〝大人カッコいい〟曲を歌わせていただきました」

ーーステージでは、ダンサー2人と一緒に、踊りながら歌っているとか。

「『バーレスク』に感動してから、いろんなショーを観るようになりました。そこで出会ったステキなダンサーさんたちに、踊りを教わるようになったんです。
 それから交流が深まって、最近は私のステージにも出演してもらっています。憧れのダンサーさんと共演できて、うれしいです」

ーー映画がきっかけで、ショーアップされたダンスに挑戦したわけですね。