おいしい仕事が増えた
――大水さんがキャラを作りすぎていないですよね。
大水 ギリギリ街にいるかもしれない変な人をやっているので、作りすぎないようにしています。
――ボツネタはあるんですか?
飛永 ボツではないんですけど、6秒くらいの短すぎる動画だと再生数がまったく伸びないとか、コンプラ違反で削除されたけど何が原因なのかわからないとか、AIとの戦いはありますね。
――TikTokがバズッて変わったことはありますか?
大水 ネタ番組に呼んでいただくことが増えたのと、いわゆる「案件」と呼ばれる仕事もくるようになって……美味しいなと思います(笑)。
飛永 (笑)。僕が編集しているんですけど、「案件」だと「テロップの色や位置を変えてください」といった指定がたびたびあったりするので、なかなか大変です。
飛永 『エンタの神様』に出ていた頃より、いまのほうが知名度は高いと思います。以前は学園祭に出ると「おじさんが出てきてすみません」と言ってからネタを始めたんですけど、最近は自虐する必要がなくなったんです。
――YouTubeもTikTokも本ネタに誘導したい気持ちがあるんですか?
飛永 そういった意図はないんですけど、単独ライブが即完しましたし、客層が入れ替わっているようにも感じて、結果的に導入になっているのかなと思います。お笑いファンに向けるより、流れてくるコンテンツのひとつのほうが広がりはあるんだなと気づきました。
飛永翼(とびなが・つばさ)。1983年2月13日生まれ、静岡県出身。
大水洋介(おおみず・ようすけ)。1982年12月12日生まれ、青森県出身。
2001年結成。2010年、14年に『キングオブコント』決勝進出。
ラバーガール公式TikTok(rubbergirl_official)。
YouTubeチャンネル(ラバーガール Official YouTube Channel@RubberGirl、第2ラバーガールChannel 【公式】@rubbergirl2)。「ラバーガールLIVE『インフルエンサー』」のDVDが発売中。
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