苦しんでいないフリは得意?
優雅に見える生田さんだが、実は見えないところで苦闘を重ねているようだ。
生田「たぶん、アイドル活動を10年間やっていたので、内面では苦しんでいても、人にはそう見えないようにできているってのは、あるかもしれませんね。苦しんでいないフリは、うまくなっているんだと思います。いつもそばにいてくれるマネージャーさんと話していても、“テレビ画面やステージでいくちゃんを見ている人が、こういうふうになっているって、思ってはいないだろうね”とか、よく話しますし」
湖を優雅に泳ぐ白鳥は、水の下では必死に足で水をかいている。そんな言葉を思い出してしまうが……。
生田「いやいやいや、だからといって、別に心配されたいわけではないんですよ。それはもう、そういう自分だっていうだけですね。
音楽だけじゃなくて、演技についてもすっごい考えちゃうので、やっている最中はすごい苦しいんですけど、やっぱりその努力が報われる瞬間っていうのがあるので。いつもやっていてよかったなとか、また頑張ろうって思えたり。それを繰り返しながら、ちょっとずつ進んでいるって感じですね」