生田斗真、中村倫也と新感線で初共演

――生田さんや中村さんを始め、りょうさんや西野七瀬さんと新感線の舞台経験者が揃いました。

「みんな初めて参加する人たちじゃないので、いのうえさんや中島さんが求めるニュアンスは分かっているし、昨日初めて本読みをしたんだけど、劇団員たちとも“なあなあ”で話していましたから。 “怖がらないで”と思うことはないですね。

 ゲストで呼ばれると、最初はビビる人はビビるからね。オイラが文学座や劇団四季に出るみたいなもんです。劇団内で出来上がっている共通言語みたいなものがあるので、そのハードルがひとつあるんだけど、それを知っている人たちだから、みんなも安心して参加できるんじゃないかなと思います」

――生田さんも中村さんも過去に共演経験はあるものの、新感線では初めての共演です。
2人の役者としての魅力はどんなところに感じていますか?

「2人とも上品な俳優さんです。ああ見えて“自分が自分が”っていう人じゃないし、ちゃんと引いて、いざというときに“ここは俺がやります”みたいな感じを計れる人。あとは2人とも“クレバー”ですよね。普段からそういうところはあるなと思います」

――役者としての成長はどんなところに感じますか? 

「2人とも若いころから“行け”って言ったら行くし“引け”と言ったら引くところがある。本当に頭がいいんですよね。仲もいいし、お互いをよく分かって付き合っているんだろうな。だから斗真と倫也を連れて飲みに行くのも楽なんです。面倒なやつは面倒ですから(笑)」