トレードマークのスキンヘッドになったのは、当初“インパクトを残すため”だった

 現在もトレードマークであるスキンヘッドにサングラス姿。いつからこのルックスになったのだろうか。

「最初にバンドをやり始めたときは、Y.M.O.(Yellow Magic Orchestra)がはやっていて、髪型もテクノカットにしていました。加入して2年目に、『MAZDA COLLEGE SOUND FESTIVAL(マツダカレッジサウンズフェスティバル)』っていうコンテストに出ましょうってことになった。マツダ自動車が協賛していたから、優勝賞品が車だったんですよ!
 “これはすげえぞ“ってなって、ミーティングしました。決勝戦まで出られることになって、インパクトのあるビジュアルにしようっていう流れから”スキンヘッドはどうだ“って言われて、”いいよ“って(笑)。そのひと言で、この頭になりましたね。スキンヘッドももう43年目です。ちなみに、サングラスも最初は掛けていなかったけれど、周りから掛けた方がいいって言われて掛け始めたんですよ」

 取材先には、NEW ERAとドラえもんのコラボキャップをかぶって現れた中野くん。スキンヘッドの髪形も、キャップなどでコーディネートして楽しんでいるそうだ。

サンプラザ中野くん 撮影/松野葉子