数々のドラマや映画に加え、バラエティや情報番組のMCなど、さまざまな分野で活躍している小泉孝太郎さん(46)。2002年に俳優デビューして以来、その爽やかなルックスと物腰柔らかな印象で数多くの視聴者を魅了してきた、小泉さんにとってのさまざまな「THE CHANGE」とは。【第4回/全4回】

小泉孝太郎 撮影/三浦龍司

 代々政治家という環境に生まれながらも、自身が選んだ道は“芸能界”。そんな小泉孝太郎さんにとって今後「CHANGE」になりそうな役について、また、父・小泉純一郎氏や「政治家」への率直な思いを話してくれた。

――これまで、様々な役を演じてこられましたが、これから挑戦してみたい役はありますか。

「気になる職業はたくさんありますけど、もっと年を重ねた頃にやってみたい、いつかそこに向き合ってみたいなと思うのは、政治家の役です。

 僕の生い立ちもあって、政治家はいちばんなりたくなかった職業であり、自分とは切り離していたんですけど、それを受け入れて“やってみよう”と思った時に、自分が小泉家に生まれて、そこでいろいろなものを見てきたことが、ムダではなかったんじゃないかと思うことがあるのかもしれないなって」

――役を介すことで、これまでとは違う政治家の見方ができるかもしれないですね。

「そうですね。役だからこそ楽しんで受け入れられるんじゃないか、お芝居するからこそ面白いと思えることがある気がするので、いつか挑戦してみたいなと思います」