現在配信中の、いまだかつてないバラエティ番組『鬼のドッキリで涙』(DMM TV)で、地獄のようなドッキリに見舞われるモグライダーの芝大輔さんとともしげさん。これまでふたりは、幾度となくコンビ解散を経験し、唯一無二の相方にめぐりあった。長い地下を経験し、2022年にブレイクタレントランキングで1位にランクインしてから、多方面で勢いを増し続けるふたりの、THE CHANGEとは。【第5回/全5回】
『M-1グランプリ2021』で初の決勝進出を果たすと、翌年のテレビ出演数が、2020年の7本から198本に急増し「ブレイクタレントランキング」で1位になったモグライダーの芝大輔さん(41)とともしげさん(42)。2023年のM-1グランプリでも決勝進出し、レギュラー出演するテレビ番組も増え名実ともに人気芸人だが、本人たちはブレイクについて「とにかくいっぱいテレビには出たけど、全然ピンとこなかった」(ともしげさん)と話す。
ともしげさん(以下、ともしげ)「15年やっているんですけど、2、3年くらいしか活動していないように感じます。12年くらい助走して、やっと飛べたという感じです。そもそも家族はお笑い芸人になることを大反対していましたし、奥さんだってよく結婚してくれたと思います。売れていなかったら奥さんの親御さんに認めてもらえず、結婚もできなかったでしょうしね。よくわからないですもんね。得体の知れない40歳って」
芝大輔さん(以下、芝)「怖いよなあ、得体の知れない40歳」
ーーそうですね(笑)。
ともしげ「紙一重ですよ。僕らが地下でやっていたときは、めちゃくちゃおもしろい人がいっぱいいて、続けていたらきっと売れていただろうなと思う人ばかりでした。だから僕らが売れたのは、本当にたまたまな気がします。たまたまMー1に引っかかって仕事をさせてもらっているだけ。おもしろい人はいっぱいいます」