地獄の“解散ドッキリ”に安堵と怒り
<突然連絡があり飲みたいですとの事。我が家に深夜の訪問客です>
という久保田さんのコメントとともに、喜怒哀楽のどれにも当てはまらない、なんらかを含んだ表情のともしげさんの写真が投稿された。ともしげさんは何を抱え、どんな思いで久保田さん宅を訪問したのだろうか。
全貌は、この地獄の“解散ドッキリ”を仕掛けた『鬼のドッキリで涙』(DMM TV)で観ることができるが、配信を前に、改めてモグライダーのふたりにいまの心境を聞いた。
ーー『コンビ解散地獄』、いかがでしたか?
芝「ドッキリを敢行している間は、ずっとしんどかったです。かけられる方はもっと地獄だったと思います」
ーーたしかに、ともしげさんの表情は絶望そのものでした。芝さんにとんでもない理由で解散を告げられたとき、どう思いましたか?
ともしげ「今のこのコンプライアンスがすごい時代に、なんでそんなことをしてしまったのかといろいろなことを考えてしまいましたね」
芝「最初はことの重大さにピンと来ていない感じがしましたが、徐々に神妙になっていくさまを見て心苦しかったです」
ともしげ「それでも、すぐに“解散”ということは考えませんでした」
ーー“地下”時代によく立っていた舞台「中野Vスタジオ」での漫才は、いかがでしたか?
芝「実際にお客さんもいて、ウケてないのもイヤだし照れくさいのもあって、すごくやりづらかったです」
ともしげ「どうして“最後に漫才がしたい”なんて言うのかなと不思議な気持ちなったことも覚えています。思い出の場所で漫才グッとくるものがあったし、照れくさい一方で感動する部分もありました」
ーーどっきりだとわかったとき、どう思いましたか?
ともしげ「安堵と怒り、でしたね」
芝「相当ストレスがかかっていたんだな、と思いましたね。まさに地獄のストレスだったと思います」
ともしげ「とにかくドッキリで本当によかったです。このご時世の芸能界で、明日は我が身だとまた気を引き締めようと思います! 番組自体は、自分的にはよくわからないまま終わった感じです」
芝「だいぶ荒々しくて地上波では無理な内容になっているので、仕掛ける側の戸惑いの顔も見てほしいです。それに、東京03さんとのコントと二重構造になっているのがいままでにないことだと思うので、楽しんでほしいです」
ともしげ「そうですね。東京03さんの喜怒哀楽やすばらしいコメントもぜひ見てください!」
モグライダー
芝大輔(しば・だいすけ)。1983年7月25日生まれ、愛媛県出身。
ともしげ。1982年5月31日生まれ、埼玉県出身。
2009年1月、コンビ結成。ライブシーンで高く評価され、2021年『Mー1グランプリ』決勝初進出。トップバッターを努め、結果は8位となったがトップバッター最高得点(当時)を記録した。翌年、テレビ出演が急増しブレイク。2023年にも『Mー1グランプリ』決勝に進出し、7位となった。今年がラストイヤーとなる。
【出演情報】
東京03×オークラ×藤井健太郎が贈る
コント? ドッキリ? 過激すぎて放送できないヤバいドッキリを編集の力でハートフルな番組に作り変える前代未聞のストーリー!
DMM TVオリジナルバラエティ番組『鬼のドッキリで涙』
舞台はテレビ制作会社「Reborn」。「芸人たちにどんな酷いことをしても面白ければそれでよし!」な昭和型演出家・鬼崎が作ったコンプラ全無視の過激ドッキリ番組を、その素材を使って編集の力でハートウォーミングなドッキリ番組に作り変えるべく、東京03の3人演じるテレビマンが奮闘。リアルな過激ドッキリとコントが融合した、いまだかつてないバラエティ番組。
企画プロデュース・脚本/オークラ
企画/藤井健太郎
監督/住田崇
演出/池田哲也
出演/飯塚悟志(東京03)、豊本明長(東京03)、角田晃広(東京03)
志田こはく、服部潤、森下庸之、オクイシュージ
高野正成(きしたかの)、芝大輔(モグライダー)、ともしげ(モグライダー)
DMM TVにて独占配信中
作品ページ/ https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=gfc1wgg78cp1s66kp78c48dq
配信スケジュール/
第1話・第2話 9月27日(金)18:00~
第3話 10月4日(金)18:00~
第4話 10月11日(金)18:00~
第5話 10月18日(金)18:00~
第6話 10月25日(金)18:00~