「一番近い視聴者みたいな気持ちで」

「実はどんなふうになろうと、貫地谷さんは妻として、そして最終的には大きな愛で包んでくるのかなっていうのを、俺は本当に一番近い視聴者みたいな気持ちで楽しんでいました。そういう意味で、ちょっとしたアクションは、僕の中で困らせてやろうっていう気持ちでやったりとかはしました。笑

 一つだけ晃一と真央がいざこざの後、一緒に外歩いているときにスーパーで買い物したいと言って、真央が“じゃあ一人で行っていいよ”って。でも一人で帰れなくなって、“俺もうダメだ”って慟哭するシーンがあるんですけど。

和田正人 撮影/小島愛子

 大人が家に帰れなくなるってどんな気持ちなんだろうって思った時に、ものすごい不安だと思うんですよ。自分が変わっていっていることもそうだし、本当に家に帰れない、ここがどこなのかがわからない状況って想像できないじゃないですか。