子役時代を経て、ドラマ『3年B組金八先生』(シリーズ4~)で金八先生の長女・乙女役で注目を集めた俳優・星野真里さん。子役から多くの人々を魅了してきた星野さんも、今では結婚して俳優の仕事と並行して、妻として、母として尽くす日々を送っている。そんな星野さんだが、先日自身の長女が指定難病「先天性ミオパチー」に罹っていることを公表した。星野さんのこれまで、そしてこれからのCHANGEを聞いた。【第5回/全5回】
親子2世代にわたって紡がれる初恋と家族愛をテーマにしたドラマ『きみの継ぐ香りは』で主人公・広瀬桜を演じている星野さん。劇中、桜が息子・透輝に抱く愛情は、星野さんが難病・先天性ミオパチーに罹っている愛娘・ふうかさんに対しての想いと重なるように思える。
「それは私も思いました。桜が本当に息子のことを一番に考えて、大切にしているというのが台本を読んでもすごく伝わってきました。私自身も娘に対して同じ、むしろそれに負けないくらい思っているよ……みたいなところもあったりしましたね。だから、今の私だから演じられる愛情の深さっていうのは絶対にあるはずだっていう感覚は正直、ちょっとありました」