「それまで全然、結婚とか意識していなかった」変わり始めた結婚観
最近になって、自分がときめくほうに進もうと考え始めた倉科さん。結婚に対する考え方も、変化があったという。
「それまで全然、結婚とか意識していなかったんですけど、35歳を過ぎてから、共に歩んでくれる、戦ってくれる戦友のような人がほしいなって思い始めたんです。この36年間で、ひとりでいる時間はすごく堪能したので。誰かと一緒に歩むっていうのはすごく大変だって聞きますけど、大変なことすらも一回、経験したいなっていう思いがあるんです。自分がまだ見たことのない世界ですから。
例えば、自分が幼いころにやっていたかくれんぼや砂遊びって、大人になったいまはやらないですよね。でもこの年齢になって、自分の子どもとそういう遊びを一緒にしたら、どういう気持になるんだろうって、すごく興味があるんです。なんだか新たな自分が見えてきそうで、私はもう次のステージに進まなきゃいけないんだなって、思うようになってきました」
──ともに歩む相手の年齢は、こだわりますか?
「私、年齢はまったく気にしないんです。年齢を含めて、体は入れ物だとしか考えていないですね。精神年齢というか、魂レベルみたいなもので合えば、年齢は問いません」