2020年にデビューすると、その愛くるしい笑顔と、ナイスバディで、またたく間に人気グラビアアイドルとなった藤乃さん。その最中、がん宣告を受けたのは23年1月のこと。闘病生活を経て、24年8月に、待望の復帰を果たした彼女。11月にリリースしたDVDの撮影秘話から、プライベートの話、今後の展望までを、根掘り葉掘り聞いてみました!【第1回/全2回】

藤乃あおい 撮影/冨田望

ーー11月27日に11本目の最新DVD『再会の瞬間(とき)』をリリースしました。4年前の1stDVD『w.a.l.k!』と同じ発売日なんですよね。

「そうなんですよ! 闘病で延期にしていたトレカイベントを8月に開催したときに、メーカーの方がいらして、“うちで撮る?”と言ってくださり、それならファーストと同じ発売日にしたいってお願いしたら、OKをもらえたんです」

ーー今回は、どんなテーマなんですか?

「人妻モノです! 旅館に嫁いだのに、元彼と浮気してしまう、ドロドロした内容です(笑)。それなのに撮影の雰囲気が良くて笑っちゃって、カメラを止めてしまいました(笑)」

ーー穏やかな現場の雰囲気が伝わります。髪型も短いショートカットで、これまでのロングヘアからイメージが変わりましたね。

「ショートになってから初の作品なので、新鮮さは味わえると思います」

ーーロングとショートでは、グラビアのパフォーマンスも変わりますか?

「そうですね。ロングは、いろいろとアレンジできるけど、ショートヘアはバリエーションを出すことに難しさを感じます」

ーーロングは髪ブラなどもできますしね。

「そう! ショートだと手ブラ一択です。双葉社さんから出していただいた1st写真集『Aoi』(22年)の中の1ページは髪ブラなんですが、あれは私が提案させていただいたんです。浜崎あゆみさんの髪ブラに憧れていて(笑)」

ーー覚えています。13年『Majesty JAPAN』の表紙のセミヌードですね。

「そうそう! あれが大好きだと話したら“じゃあ、やろう”と。ショートになっても、やりたいことを探りながら楽しみたいです」

ーーでも、とても手のひらじゃ収まりきれない大きさに成長していませんか?

「もともとIカップでしたが、23年1月に副咽頭間隙腫瘍(横紋筋肉種)というがんが発覚、抗がん剤や放射線治療を受けている間、激やせしてFカップくらいまで落ちちゃいました」