「劇団☆新感線」いのうえ歌舞伎にも出演
グループ在籍中からモデルや俳優としても活躍してきた西野さんだが、卒業後の俳優としての活躍は目覚ましく、特にドラマ『あなたの番です』(19年)でのサイコな真犯人役や、映画『孤狼の血 LEVEL2』(21年)でのスナックのママ役は、それまでのアイドルとしての西野さんのイメージを払拭するほどのインパクトがあった(事実、『孤狼の血~』の演技で、第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞している)。また、2023年に配信されたドラマ『ホットママ』では初めて母親役を務めた。
「今でも『あな番』を観てましたって言っていただけるのは嬉しいですし、『孤狼の血』も賞をいただけましたし、どちらも自分の中ではとても大きな作品です。『ホットママ』は、やっぱり母親の気持ちは母親にならないと絶対にわからないと思うので、全部想像で演じなければいけなかったという意味では難しかったです」
昨年(2024年)は「劇団☆新感線」のいのうえ歌舞伎『バサラオ』に出演。「新感線」の舞台は3年振り2回目だった。
「前回はコロナ禍だったのでお食事にも行けなかったんです。だから、共演の方やスタッフの方とあまり交流が持てなかったんですけど、今回はご飯にも行けましたし、そこでお話しする機会があったんです。そこで“西野さんがこんなに明るい人だなんて知らなかった”って言っていただいたり。私も2回目ということもあって、最初からリラックスして臨めましたし、素の私を出せた部分もあったのかもしれませんが、そんな風に言っていただけたことは嬉しかったですね」