話題作に続々と出演!
ところで、現在の瀧内さんは、広瀬すずさん主演の地上波ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS)に出演し、宮沢りえさん×尾野真千子さん×蒼井優さん×広瀬さんによるNetfixの話題作『阿修羅のごとく』が配信中。また今田美桜さんがヒロインを務める前期連続テレビ小説『あんぱん』への出演も決まっている。
スクリーンでは公開中の『敵』(主演、長塚京三さん)に続き、この『奇麗な、悪』、さらに3月は『レイブンズ』(主演、浅野忠信さん)が控える。自身の出演作を映画館で観ることもあるのだろうか。
「基本的には、劇場に観に行きますね。やっぱり観客の方の反応が気になるので。一番後ろの席でこっそり観ます。普段話しかけられることは、あまりないですけど、街中で歩いていて話しかけられることはたまにあります。“あの作品、よかったです”と、言っていただいたり。多いのは主演を務めた『由宇子の天秤』(2021)かな。あと最近は『敵』ですね。日比谷に映画を観に行っていたときに、『敵』をご覧になったお客さまだったらしくて、“モノクロ似合いますね”と、映画の感想を含めフランクに話しかけられました」
2025年のさらなる快進撃で、話しかけられる機会が増えるかもしれない。
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(つづく)
瀧内公美(たきうち・くみ)
1989 年10月21日生まれ、富山県出身。 2012 年に映画デビューし、2014年、内田英治監督『グレイトフルデッド』で映画初主演。『火口のふたり』(2019)にて第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞など、『由宇子の天秤』(2021)で第31回日本映画批評家大賞主演女優賞、第31回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞ほか国内外で多くの賞に輝くなど、高い評価を得ている。ほか主な出演作に、映画『日本で一番悪い奴ら』『彼女の人生は間違いじゃない』『敵』、ドラマ『凪のお暇』『大豆田とわ子と三人の元夫』、『クジャクのダンス、誰が見た?』(放送中)、NHK大河ドラマ『光る君へ』など。主演最新映画『奇麗な、悪』で1時間超作品の長回しワンカット撮影による一人芝居に挑んだ。公開待機作に浅野忠信主演『レイブンズ』。
●作品情報『奇麗な、悪』
監督・脚本:奥山和由
プロデューサー:豊里泰宏
音楽:加藤万里奈
劇中絵画「真実」:後藤又兵衛
原作:中村文則
出演:瀧内公美
公式サイト: http://kireina-aku.com