“ハマの番長”こと横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督を父に持つ、競馬記者の三浦凪沙さんが、初の著書『知れば知るほど楽しくなる!ウマに恋する競馬ガイド』(小学館)を出版した。
競馬の基本から、騎手、調教師、厩務員(きゅうむいん)など、競馬に携わる人たちのインタビューも掲載されていて、初心者から競馬マニアまで幅広く楽しめる内容が話題となっている。今回は競馬に目覚めた14歳のときから現在に至るまで、競馬に魅了され続けてきた人生のCHANGEを聞いてみた。【第3回/全3回】

『サンケイスポーツ』で2020年に紙面デビューし、今年2025年の2月には初の著書を発売と、活躍の場を広げている三浦さん。数少ない女性の競馬記者として、日々、活動しているが、女性記者ならではのメリットがあるという。
「美浦の女性記者はいま、専門紙と日刊紙で3人ずついます。栗東はもっといるそうで、以前に比べたら増えたとはいえ、男性に比べると圧倒的に少ないので、覚えてもらいやすいという利点はありますね。逆に悪目立ちしてしまう可能性も十分にありますが……。私は特に父のこともあり、名乗る前に“番長の娘さんだよね”と言われることも多いです」