1998年上半期放送のNHK朝の連続テレビ小説『天うらら』のヒロインとしてドラマ初出演。以来、印象的な役どころを演じつづけてきた女優・須藤理彩さん。7月25日からの青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ではミュージカルに初挑戦するなど、新たな扉を開き続けている。仕事、そして家族。須藤さんが大切にしてきたものに訪れたTHE CHANGEとは

須藤理沙 撮影/三浦龍司 

 昨年10月9日、須藤理彩さんのインスタグラムが話題となった。それは、2016年10月9日に脳腫瘍により逝去した夫・川島道行さんの七回忌を迎えたことの報告。そして、同時に納骨をしたことの報告だった。
<この6年。ずっと側にいてくれている!! それが確かなものだと、実感するために必要な月日だった様に思います>
 そう至るまでの、須藤さんの心境の変化について聞いた。
 
「夫を失ったときの、物体として”この場に、いない”という事実があまりにも大きすぎて。それをどう克服できるのかな、という時間の過ごし方だったような気がします。物体よりも、私たちの内側に存在してくれるもののほうが大きくなる期間が必要だった気がして」

  そして、七回忌をきっかけに、家族で語り合ったのだという。

 「ちょうど七回忌で、子どもたちの内側にも”ちゃんとパパが存在しているね”と。”パパが見守ってくれるから、頑張れる”という存在感のようなものが自分たちの中にあるということを確認できた。それぞれが6年かけて育むことができたんじゃないのか、と」