人生は即興音楽
別のインタビューで「人生は即興音楽」と話していた。
「出たとこ勝負みたいなところがあるんですよね、私って(笑)。幼少の頃から相対音感で耳から入ってきたモノを音にしたり声にするというのはすごく得意で、『世界中の誰よりきっと』のコーラスが難航していた時も、呼ばれて自分の直感やインスピレーションで即興でやる事が結構あって、こねくり回して一生懸命構築していくのも大事なんですけど、大体が出たとこ勝負っていうと軽いですけど、即興的に自分の能力をパッと発揮できる様な生き方が良いなって思ったので、そう言っちゃったんでしょうね。ジャズみたい……って言うとカッコいいですけどね(笑)」

ライブ活動を始めてからバースディとクリスマスは毎年欠かさず開催している。今年もバースデーライヴの季節が間もなくやってくる。
「まもなく、バースデーライヴも開催されます。私の初ワンマンライヴが渋谷プレジャープレジャーでした。31周年の節目に原点回帰のステージとなります。他のアーティストの方が1年でやるところを私は10年かけて刻んでやってきたのかなって感じはしますね」
今年で15年目を迎えるライブだが、一貫したテーマはある。スローライフ。
「私の人生のライフスタイルを例えるなら、この言葉しか浮かばないです。ゆっくり、じっくり刻んで継続して、人生を愉しみながらやった方が私の性には合っていると思うんです。25周年の時は『スローライフと私』でしたが、31周年の今は『スローライフをあなたと』って、スローライフをみんなで楽しんで、素敵な人や出来事との出会いがこれからもターニングポイントに繋がっていくんじゃないでしょうか。地に足を付けた歩みを私の音楽を聴いてくれる人と共に人生を歩んでいくことが居心地良いなって思っています」
ゆっくりとマイペースで歩み続ける宇徳さんが目指す先を、これからも見守り続けていきたい。
宇徳敬子(うとく・けいこ)
4月7日、鹿児島県生まれ。’90年に国民的大ヒット「おどるポンポコリン」のB.B.クィーンズのメンバーとしてデビュー。第5回日本ゴールドディスク大賞では「グランプリ」と「ベスト5シングル賞」。第19回FNS歌謡祭グランプリでは「グランプリ」。第23回日本有線大賞では「有線音楽特別大衆賞」と「有線音楽優秀賞」。第23回全日本有線放送大賞(現・ベストヒット歌謡祭)では「ゴールデン・ ヒット賞」と「特別賞」。さらに、第32回日本レコード大賞では「日本レコード大賞」と「ポップス・ゴー ルド・ディスク賞」を受賞。第41回NHK紅白歌合戦にB.B.クィーンズとして「おどるポンポコリン」にて初出場。その後、1991年にユニット”Mi-Ke”を結成し「想い出の九十九里浜」でメインボーカルとしてデビュー。同曲で第42回NHK紅白歌合戦に出場。翌年、第43回NHK紅白歌合戦では「涙のバケーション」で3年連続出場。’93年に「あなたの夢の中 そっと忍び込みたい」でソロデビューを果たし、1st.アルバム「砂時計」はオリコンチャート1位となる。2018年8月8日にソロデビュー25周年記念セルフカヴァーアルバム『スローライフと私~Organic Cafe~』、2024年8月8日には第2弾となるセルフカヴァーアルバム『スローライフをあなたと~Alone Together~』をリリース。
【ライブ情報】
4月6日㈰「宇徳敬子 HAPPY BIRTHDAY LIVE 2025~Alone Together~」@東京・渋谷プレジャープレジャー、16:00~
6月7日㈯「宇徳敬子 ACOUSTIC LIVE 2025~Alone Together~」@福岡・border-Live music & drinks、14:30~、17:30~(2回公演)
8月3日㈰「宇徳敬子 ACOUSTIC LIVE 2025~Alone Together~」@京都文化博物館(別館ホール)、17:00~