劇場版『僕とロボコ』で主人公・ロボコの声を担当するチョコレートプラネットの松尾駿さん。「チョコプラ」としてテレビ、ラジオ、ウェブなどその活躍は幅広く、さらには海外での活動など、そのフィールドは広がるばかり。松尾さんにとってステップアップを生んだ「CHANGE」は? きっかけをもらった出会いや言葉について語ってくれた。【第2回/全4回】

チョコレートプラネット・松尾駿 撮影/有坂政晴

 2006年にコンビ結成。いまではネタ、レポーター、ひな壇、そしてMCと、さまざまな形でテレビに登場するチョコレートプラネットだが、芸人人生の飛躍につながった「CHANGE」の瞬間はいつだったのだろうか。

「やっぱり、08年の『キングオブコント』(TBS系)ですね。そこまでは、何となくお笑いをやっていた感じで、長田さんもそうだったと思うんですけど、あんまり僕ら明確なものを打ち出さないでやってたんですよね。
 それが『キングオブコント』の決勝に行くことができて、そうか、コントを頑張らなきゃいけないんだっていうのを思うようになって、一気に気持ちが変わったかなというのはあります」