10代の頃からドラマ、映画、CMで幅広く活躍している相武紗季さん。えくぼが魅力的な相武さんだが、30歳の時に結婚し二人の子宝にも恵まれた。昨年はNHK朝ドラ『おむすび』での栄養専門学校の教師役で安定した芝居を見せてくれ、その一方では、音声配信アプリ「Artistspoken」では週1回の帯番組にて、ママ達の家事育児の悩みや日々の出来事をPodcast配信している。そんな相武さんに、これまでに人生におけるCHANGEを聞いてみた。【第3回/全4回】

芸能界にデビューして11年目を迎えた頃、相武さんは人としての成長を考え、一度仕事から離れることを決断し、海外留学の道を選ぶ。そして半年間ほどアメリカ圏で過ごした。
「帰国してからも特別、自分が成長したとは思わなかったんですけど、それまでの自分が知ることができなかったことを知れましたし、今まで出会えなかったような海外の友達もたくさんできましたし、満足感や達成感のようなものがあったんです。インプットが出来たので、次のアウトプットももう出来るだろうという気持ちはありました。煮詰まっていないといいますか。やっぱり、仕事を頑張ろうという気持ちになったんです」
2016年に30歳で一般男性と結婚。
――人生のターニングポイントだったのでは?
「結婚も大きな転機でした。初めて自分の人生が変わる決断だったので、すごく印象深いですね。いまでも、その前後のことが色々と記憶に残っています」