「そこから全てがずっと、つながってる」19歳で臨んだオーディションで、俳優人生の師と出会う

 中学卒業後は、アルバイト生活。19歳のときに劇団「東京乾電池」のオーディションを受けて、俳優の道へ。キャリアを振り返って、「CHANGE」となった瞬間は? と伺うと、迷うことなく、「師」との出会いについて語ってくれた。

「19歳で劇団(東京乾電池)に入ってこの仕事を始めたんですけど、やっぱり、そこの座長である柄本明さんに会ったことは大きかったなと思います。芝居のやり方だったり、技術だったり、そういったこともそうですけど、それよりも、“人間を演じるということは難しいんだよ”、“大変なことなんだよ”というのを教わったという感じがしていますし、いまも教わり続けています。終わりがないです。
 19歳で劇団に入って、気づいたらもうすぐ45歳ですけど、ビックリしますね(笑)。本当にあっという間だったような気がしますし、そこから全てがずっと、つながってるなと思います」