今回登場してもらったのは、西本はるかさん。“だっちゅーの”で一世を風靡したパイレーツ時代の裏話から、意外な職業に従事する近況報告まで、貴重なエピソードの数々を根掘り葉掘り聞かせてもらったっちゅーの!【第1回/全2回】

ーー実は今回の撮影、スタッフ全員、12年前に出した写真集『Shape』(講談社)のときと同じだったそうですね。
「そうなんです。事前にスタッフさんの名前を聞いて、びっくり! 本当に撮影が待ち遠しかったです」
ーーちょっとした同窓会気分ですよね。
「はい。ただ、懐かしいだけじゃなくて、仕事のプロフェッショナルぶりに改めて感動しました。安心安全でお任せできる、楽しい表紙撮影でした」
ーーセクシーなグラビアでも人気でしたが、西本さんといえば、やはり『パイレーツ』時代の“だっちゅーの”ブームが印象に残っている読者も多いと思います。当時の大人気番組『タモリのSUPERボキャブラ天国』(フジテレビ系)に出演して一躍、時の人になりました。
「そうでしたね。ただ私たち、実はお笑い芸人になりたいわけではなかったので(笑)。あのとき本気で取り組んでいたら、人生が変わっていたかもしれないですね」
ーーいや、でも、そのやる気のなさというか、やらされている感が、すごく面白く映っていた気もします。
「顔に出ちゃってましたよね(笑)。心の中で “私、芸人じゃないのになぁ〜”って思いながらやってたから。いつのまにか、そのやる気のなさとか、棒読みがウリになっちゃって」
ーー異色の存在でした。
「もともと同じ事務所で同じぐらいの背格好だからという理由だけで(浅田)好未ちゃんとコンビを組んで。そしたら、すぐに『ボキャ天』への出演が決まって」
ーーそうだったんですね!
「“だっちゅーの”は、私の口癖というか、会話の語尾に“〇〇だっつーの”って、よく言ってたから、それを番組のスタッフさんが、グラビアで胸が大きく見えるポーズと組み合わせて作ってくれて。とにかく、どんなネタでも最後に、それをやればいいからって」