2008年AKB48の7期生オーディション合格から、はや17年。今は演歌歌手として活動する岩佐美咲さん。すっかり堂々とした演歌歌手に、大人の女性になった彼女に、いろいろ聞いてきました!【第1回/全2回】

岩佐美咲 撮影/河村正和

ーーAKBのオーディションから17年たちました。デビュー当初から歌手志望だったそうですね。

「当時を思い出すと、すごく前のことのようですね。物心ついた頃から歌うことが大好きで歌手になりたかったんですよ。
 近所の人たちも小さい頃から“上手、上手。きっと歌手になれるよ”と乗せてくださってました(笑)。だから、ずっと歌はうまいと思っていたんです」

ーー16歳のとき、AKBのカラオケ大会で演歌歌手にならないかと問われ、即決。演歌を歌うことに戸惑いを感じなかったですか?

「水樹奈々さんがすごく好きで、実はポップスとか、アニソンの歌手になりたかったんです。でも、私はAKBの中でも目立つ存在じゃなかった。このままじゃソロデビューできないと思っていた矢先のお話だったので、決断できました」