「共演をさせていただいた時の僕のことを天海さんが覚えていてくれました」
――天海さんとは、2013年のドラマ『女信長』で、織田信長と森蘭丸として共演していましたね。
「共演をさせていただいた時の僕のことを天海さんが覚えていてくれました。それで『髑髏城の七人season極』では、『髑髏城の七人』シリーズの新キャラクターとして、夢三郎という役をもらえました。僕自身、これがチャンスになると俳優としての嗅覚で感じ取った役です」
――夢三郎はきらびやかな服装をして客を取る、中性的な役どころでした。
「そうですね。少し役者として迷いかけた時期だったからこそ、周りの評価がどうであれ、とにかく自分の中で後悔はしないようにしました。“もっとできただろう”とか、“寝る間も惜しんでやれたんじゃないか”と思うことのないように、変わりたくて本気で打ち込んだ舞台です。おかげで、先輩俳優の方からも素敵なお言葉をいただけて、自信になりました」