危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんと元アイドルで小説家の宮田愛萌さんという、異色の“物書き”対談。立場の違いはあるものの、その根底には“大学での勉強にハマった経験”が共通している。10月15日に『MASTERゴンザレスのクレイジー考古学[増補改訂版]』を上梓した丸山さん。同じ大学に学んだ二人に、人生にCHANGEをもたらした学び舎・國學院大學の思い出を語り合ってもらった――。【特別対談・第2回/全5回】

丸山「僕も宮田さんも國學院大學を卒業した『院友』ということで、共感できる部分はとても多いですね。あ、國學院生は同じ大学出身者を院友って呼ぶんですけど(笑)」
宮田「そうですよね! 独特な空気感ありますから」
丸山「渋谷には青山学院大学とか実践女子大学もあるんですけど、全然校風が違うんですよね。青学の学生は小さい鞄とか手ぶらで登校している子もいるのに、國學院の学生はおっきな鞄に資料とか本をパンパンに詰めて歩いている(笑)」
宮田「全体的に時間がゆっくり流れていた印象です。学生もちょっとおっとりしているというか、のんびりした人が多かった気がします。私としては、そこが本当に心地よかったと思っているわけですが」
丸山「ところで、宮田さんは國學院に進学したいと思ったきっかけは?」
宮田「実は中学3年生のときから國學院に絶対行こうって決めていました!」