大学時代の交友関係が今も続いている

 そして、古川さんは「変わらないことは交友関係ですね」と続ける。

「特に大学時代の友達が自分の支えになっているなと思っていて。けっこう、1か月に1回ぐらいのペースで会う友達が多いんです。

 学生時代、演劇のサークルで、本当にみんなとたくさん言い合ったんですよね。だから自分の弱い部分を知ってくれているし、私も友達の弱い部分を知っているから、そういった意味で会うと安心感もあるし、近況を聞くとそれが刺激にもなってます。

 ある意味で、家族とは別の“ホーム”みたいな友達が大学時代にいるので、その交友関係は、今はずっと変わっていないし、これからも変わらないかなと思います」

古川琴音 撮影/三浦龍司

「演劇のサークルで、本当にみんなとたくさん言い合った」という古川さん。プロとしての道を歩みはじめる前、いったいどのような作品に挑戦していたのだろう。

「日本で翻訳し直して上演された作品もあって、それが『イニシュマン島のビリー』(マーティン・マクドナーによるアイルランドが舞台の戯曲)っていう作品なんですけど……。1年目は『Tribes トライブス』(英国の劇作家、ニーナ・レインによる戯曲)、2年目は『イニシュマン島のビリー』、3年目は『木の皿』っていう作品で、全部難しかったんですよね」