自分にいないときから大好き「親戚とかご近所のお子さんたちを引き連れて遊んでいて、“軍曹”って呼ばせていた(笑)」
そして、子どもの健康を気遣ううちに、食生活もガラリと“THE CHANGE”したという。
「母親としては、危ないことや健康を損ねることは見過ごせませんね。子どもたちの健康を考えて、以前よりずっと、食べ物にも気を配るようになりました。ファストフードとかジャンクフードは大好きなんだけど、やっぱり、それだけで食事を済ませようとは思わなくなったというか。
そうやって子どもを気遣っていると、自分の体も気遣うことになるんですよね。私は歌うことが仕事なので、体調管理は何よりも大事。育児と仕事の両立の難しさもありますが、子どもたちが私を健康へと導いてくれているのかもしれません」
子どもたちを思うがゆえに、「優しい顔ばかりはできない」というAIさん。それは、有名人であるからこその、子どもたちに対する使命感や誠実さによるものだろう。
「このインタビューの冒頭でも言いましたが、本当に子どもが大好きなんですよ。まだ、自分に子どもがいないときから、親戚とかご近所のお子さんたちを引き連れて遊んでいて、子どもたちからは“軍曹”って呼ばれていましたね。まあ、私が望んでそう呼ばせていたんですけど(笑)。
子どもたちから、なんていうか芸能人扱いされて、“AIちゃん”とか“AIさん”と呼ばれるのが、なんかすごいこそばゆい。小さいうちはみんな平等なんですが、子どもたちが大きくなっていくと、いろいろなことが分かっていきますよね。すると、私を特別扱いするような感じがあって、それがすごく居心地が悪いんです」