合宿所で弾いてたときに“よっちゃん”登場「昭次は、すぐに一緒にセッションしてたんだけど、俺は……」
「言われたとおりに弾いてみたら、意外にさまになって。面白いなと思いましたし、昭次は俺の横でギターソロを弾いていたんですが、エレキギター独特のひずみが気持ちいいなと感じたんです。そうしたら、ほかにも楽器に興味がある何人かが集まってきて。みんなでワイワイやってるのが楽しかったんですよね」
まさに青春の1ページといった風景だが、芸能事務所に集まった少年たちは、心強い先輩からのサポートを得られたようだ。
「合宿所で弾いてたときに、よっちゃん(野村義男)が来て、昭次と俺に教えてくれたんです。昭次はのみ込みも早く、すぐに一緒にセッションしてたんだけど、俺は……。よっちゃんはすごく分かりやすく教えてくれたんだけど、少し難しくなると、ついていけなかったですね。
そうすると置いてけぼりになるから、つまらないな……ってなると思うんだけど、不思議とみんなで一緒に音を出すのは楽しかったんです。15歳でギターに触れて、そのときに“踊りじゃなく、バンドでやれたら面白いな”って思いはじめて、16歳で男闘呼組が結成してからは常にギターと一緒でした。
小さいころから音楽を聴くのは好きだったけど、実際にプレイするのって、やっぱり全然違うんですよ。自分で楽器を弾いて音を出すという、いままでにない音楽体験をしたのは大きかったですね」