俳優としての共演はなし「改めて歌を聞いてみて、“こういう声なんだ、いい声だな”って思いましたね」
ロックオンでは岡本さんや高橋和也さん、前田耕陽さんのように二足の草鞋(わらじ)を履くメンバーも少なくない。『THE SHOW MAN』には、そうしたマルチな表現者も参加しており、アルバムに華やかな多様性をもたらしている。
「亀梨(和也)も『亀の恩返し』で参加してくれましたが、いままで俳優として共演したことはなくて。歌声はちゃんと聞いたことがなかったんです。改めて歌を聞いてみて、“こういう声なんだ、いい声だな”って思いましたね。曲の世界観をうまく表現していて。
『THE SHOW MAN』には、ミュージシャンだけでなく俳優の表現者も参加しているところがロックオンらしいなと。段田安則 & Rockon Social Club『B・A・N』は、段田さんの声がとにかくすごいんですよ。俳優を長年続けてきたからこその説得力みたいなものに圧倒されますね」
段田さんと15年以上前に舞台で共演したことがきっかけで、親交を深めているという岡本さん。それを取り持ったのは、岡本さんの“THE CHANGE”であるギターだった。
「2009年に、段田さんが初めて演出を手がけた舞台『夜の来訪者』に出演者させてもらったんです。合間の空き時間の暇つぶしにと思い、楽屋にアコースティックギターを持ち込んで、歌本を見ながら弾き語りしていました。
そうしたら、高橋克実さんなどの共演者から『昭和枯れすすき』を歌ってみてとか、『なごり雪』もやってよ、みたいにリクエストされて。段田さんからは、“ギターを弾いてみたいから教えてくれない?”って言われたんです」