アイドルからアーティストへ、いつどの役割においても、世の中を魅了してきた鈴木愛理。彼女が初の単独主演映画『ただいまって言える場所』で演じるのは、オタクで“子ども部屋おばさん”の中学教師・朝井えりこ。キラキラなだけでない、葛藤する大人の芝居にも本気で臨んだ鈴木が、これまでに経験してきたTHE CHANGEとは──。【第4回/全5回】

鈴木愛理 撮影/杉山慶伍

 8歳でのハロプロキッズ入りから20年以上、パーフェクトなアイドルから、好感度抜群(ばつぐん)のマルチアーティストへ。第一線で頑張ってきた鈴木は、去年も自信を持って生き続けるための、新しいヒントを得た。

「2025年の秋に、ミュージカル『SIX』の公演で、1か月ほどロンドンに行ったら、みんな“自分が一番かっこいい”っていう感じで街を歩いているんです。日本だとなかなか難しいかもしれないですが、“自分の存在価値がいちばん大切なんだから、自分を労わってセルフハグしてほしい”っていうことを、最近のライブツアーでも“あいりまにあ (鈴木のファンネーム)”の皆さんにもお伝えしています」