◼︎田中哲司の展望「僕たちの仕事って水商売。でも、なんとか70歳くらいまで続けられたらいいな」
石丸「あとは歌もやっているので、いろいろな歌の力を使って、劇場やコンサート会場に来られない方たちに何か届けられることをしようといったことを今、考えています」
天海「素晴らしい! ステキです」
石丸「そのためには、きっとまだまだ厳しい崖を登らなきゃいけないかもしれないけど、これからも挑戦していきたいですね」
田中「僕はもう、展望というものがないんですよね。2月に60歳になるんですけど、無理せず健康で、周りに迷惑をかけずとか、そういう謙虚なことしか思いつかなくて。“こうしてやろう、ああしてやろう”っていうのはもう一切ないんです。
キントリも含めて、今まで自分が経験してきたものや演じてきたものが、どの現場でもどうしても出てしまうんですよ。なので、そういうところを生かしつつ、自分の心身も守りつつ、健やかに生きられたらいいかなと。僕たちの仕事って水商売なので、厳しい職業なんです。でも、なんとか70歳くらいまで続けられたらいいなと思います」
天海「私たちは誰かに望まれなければできない仕事ですからね。いつまでもお客様、そして一緒に作品を作る皆さんから求められる存在でありたいですね」
キントリファンにはおなじみの、天海さんが演じる真壁が追い込まれたときや事件解決の糸口を見つけたときに「面白くなってきたじゃない」という決めセリフがあるが、今回の劇場版も、公開延期、再撮影という逆境を皆で乗り越え、新たな風が吹いたことで、今作ならではの面白さが生まれたのだと思う。そして皆さんもまた、これまでにあまたの困難を経験し、そのつど逆境を乗り切ってこられたのだろう。またいつかの機会に、それぞれの「CHANGE」について、さらに深く聞いてみたいと切に願う。
天海祐希(あまみ・ゆうき)
1967年8月8日、東京都生まれ。87年に宝塚歌劇団へ入団し、93年には月組トップスターに就任し、カリスマ的な人気を博す。その2年後に退団するも、舞台のみにとどまらず映画、テレビドラマなどで幅広く活躍する。『BOSS』シリーズ(フジテレビ系)、『女王の教室』シリーズ(日本テレビ系)、『離婚弁護士』シリーズ(フジテレビ系)など代表作多数。1月30日に声優をつとめた『クスノキの番人』が公開になった。
田中哲司(たなか・てつし)
1966年2月18日生、三重県出身。日本大学芸術学部卒業後、2015年、舞台『RED レッド』で紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。近年の主な出演作に映画『ドールハウス』『正体』、ドラマ『イクサガミ』(Netflix)、『緊急取調室』シリーズ(テレビ朝日系)、『らんまん』(NHK)。2026年度1月から放送の大河ドラマ「豊臣兄弟!」に安藤守就役で出演。舞台「欲望という名の電車」が3月12日より東京劇術劇場シアターイーストで公演。
石丸幹二(いしまる・かんじ)
1965年8月15日、愛媛県生まれ。90年にミュージカル『オペラ座の怪人』でデビュー。現在は映像・舞台・音楽と幅広く活躍中。主な出演作に、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』(NHK)、NHK大河ドラマ『晴天を衝け!』、『半沢直樹』(TBS系)など。映画『雪風-YUKIKAZE』、『太陽とボレロ』など。舞台『ジキル&ハイド』、『ラブ・ネバ―・ダイ』などがある。
作品情報
劇場版「緊急取調室 THE FINAL」
12月26日(金) 全国公開
脚本:井上由美子
監督:常廣丈太
音楽:林ゆうき
出演:
天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介 大倉孝二 塚地武雅 比嘉愛未 野間口 徹 工藤阿須加 中村静香 生島勇輝 丸山智己
佐々木蔵之介 石丸幹二
勝村政信 徳重 聡 山崎 一 平泉 成 小野武彦
杉咲 花 眞島秀和 草刈正雄 でんでん 小日向文世
主題歌:緑黄色社会「さもなくば誰がやる」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:東宝
公式サイト:https://kintori-movie.jp/
(C)2025劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2025年12月26日(金)より全国公開中。